『モモ』

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「忙しい!」「時間がない!」が口癖になってないですか?この物語は時間の大切さを考えさせられる物語です。

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作 ミヒャエル・エンデ

訳 大島かおり

主な登場人物

モモ

本作品の主人公。みんなの話を本当に聞いてあげることの才能がある。

道路掃除夫のベッポ

モモと仲がいい友達。質問の答えをじっくり考えるため返事に時間がかかる。仕事は丁寧。

観光案内のジジ

モモと仲がいい友達。口達者で観光客に物語を話し収入を得ている。夢は金持ちになること。

マイスター・ゼクンドゥス・ミヌティウス・ホラ(通称マイスター・ホラ)

「どこにもない家」に住み、一人一人に決められた時間を配分している。

カシオペイア

マイスター・ホラと暮らしているカメ。30分先の未来が見える。

灰色の男たち

時間どろぼう。人間から盗んだ時間を葉巻に変え生きている。葉巻が無くなると消えてしまう。

あらすじ

『モモ』はイタリアの小さな町を舞台にした物語です。主人公のモモは古い円形劇場で暮らしています。彼女には人々の話を聞く不思議な力を持ち、町の人々に愛されています。ある日、町に灰色の男たちが現れ町の人々から時間を奪い始めます。時間を奪われた人々はどんどん「効率化」を進めていきます。「効率化」が進むにつれて大人は余裕がなくなり、子供たちは行き場を失い始めます。モモは仲間たちと協力して灰色の男たちに立ち向かうことを決意します。

感想

『モモ』を読んで「時間」が改めて大事だと感じました。家族といる時も仕事のことを考えたり、仕事が忙しい時にはピリピリと接してしまいます。まるで『モモ』にでてくる大人のようだなと思いました。つい「忙しい!」「時間が無い!」と。。。心にゆとりができるように「今何が大事なのか?」を考えていきたいものです。

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